留学と管財人等の名簿

[留学をする弁護士の方向け]

留学のために日本を空ける場合、忘れがちですが、国選・当番弁護人の名簿や各種法律相談の名簿、破産管財人の名簿から一時抹消してもらうという作業が必要となります。抹消してもらわないと、留学後も仕事が回ってきてしまい、そのときに不在で対応できないと、名簿に再掲載してもらえなくなるおそれがあるからです。

管財人については、留学前後に弁護士会の業務課に相談に行きましたが、名簿に関しては裁判所が管理していると教えられ、抹消の上申書も再掲載の上申書もいずれも裁判所に提出しました。留学後に再登録願いの上申書を持参したところ、問題なく名簿に復活したようで、およそ2週間後から管財事件が配点されてきました。

国選弁護や当番弁護についても、留学前に担当部署に電話をかけて登録を一時抹消しました。帰国後に再掲載のお願いをしようと思ったら、抹消から2年経過後の場合は、特殊な事情のない限り、新人と同様の研修が必要になるんですね(2018年11月現在)。私の場合、2年3ヶ月目だったため、過去に多くの事件を担当したなどと上申しましたが、研修が必要ということになってしまいました。名簿への再登録を希望している場合は、この点は気をつけた方がよいでしょう。

ご参考になりましたら幸いです。

(2019年3月にarimoto-law.comで投稿した記事を移行したものです)