何月に開業すべきか

[これから開業される弁護士・士業の方向け]

4月開業の注意点

このたび10年勤続していた事務所を円満に卒業し、2020年4月8日に独立開業しました。

2019年の暮れころから翌年に独立しようかなとなんとなく考え始め、物件を探し始めたのが2020年1月初旬。いったん決心したら早く済ませないと気が済まないタチなので、年始の段階で開業は4月と決めました。かなり早い展開だったかと思います。急な要望を受け入れてくれた古巣の小川事務所に感謝です。

4月を開業日と決めたのは、年度始めでなんとなく切りがいいのと、裁判所が異動時期であまり期日が入らないという理由でした。同じことを考える同業の方は多いと思います。

もっともこの時期に開業するにあっては気をつけるべき点があります。他の時期よりも電話、インターネットの設置に時間がかかる、ということです。

弁護士にとって独立にあたって何はともあれ必要なのは、住所と電話・FAX番号です。これらの情報は、開業時に、弁護士会と裁判所(係属中の事件がある場合)に届け出る必要があるからです。その他は開業日後に整えるということでもなんとか足ります。

4月開業だと個人の引越しの時期と重なるんですね。なので、電話、インターネットの新設、変更が殺到します。その動きに巻き込まれることになります。これは光電話の場合も同様です(むしろ光回線を新設する場合は光の方が時間がかかると思います。知人で2ヶ月かかったという人もいます。)。

光の場合は、少なくとも1ヶ月半は余裕を見ておくべきでしょう。通常の電話なら1ヶ月でしょうか。

私は光回線を開設して光電話にしましたが、問い合わせた印象としては、プロバイダーによりますが、1ヶ月半前であればそれなりに柔軟に対応してくれそうでした。ちなみに、私の場合は、光回線を申し込んで、現地調査を経て開通工事が完了するまでに26日かかりました。

電話を開設するには住所が定まっている必要があるので、逆算すると物件はそれまでに契約に至っている必要があるということになります。その辺りを考慮して開業日を設定するとよいかと思います。

皆さまのご参考になりましたら幸いです。