NY弁護士資格の更新(Reregistration)はいつすればいいの?

[NY州弁護士資格を取得された方向け]



ご存じのように、NY州弁護士資格は2年ごとに更新することとなっています。

問題はいつ更新すべきなのか。これが理解してみればなんてことはないのですが、とても分かりにくかったです。

要するに、登録やadmissionの日付は考慮せずに、「登録から2年目の自分の誕生日の30日以内に更新せよ」ということでした。ですので、ご自分の資格登録が2016年であれば、偶数年が今後ご自分の更新年になっていく、他方、資格登録が2017年であれば、奇数年が今後ご自分の更新年になっていく、ということになります。私の場合は、2018年5月に初めて登録したのですが、誕生日が6月なので、2020年6月の誕生日後30日以内までに更新をすればいい、ということになりました(正確な規則についてはこちら)。

これでも不安だという方は、こちらのサイトに行って、ご自分のアカウントにログインをして、更新月を確認されるとよいと思います。このアカウントでは、登録事項(事務所や住所)の変更や再登録(更新)の手続をすることができます。

ログインやサインアップにはRegistration Numberが必要となりますが、これは、admissionのinterview前に送られてきた登録料のreceiptの右上に記載されています。



ご自分のアカウントに入ると、Attorney directory informationのところにnext registrationとあって、次回更新月が記載されています。次回更新月が近づくとDue to reregister within 30 days of birthdayというフレーズが出てくるようですが、誕生日から30日経過するまでは気にしなくてよいようです。私は初めてこれを見たときは既に更新日が経過しているのかと思って焦りましたが。

このサイトでは、オンラインで事務所の変更や住所の変更を無料で登録することができます。日弁連では、わざわざ弁護士会に出向いて、出書きで申請書を作成して、印鑑を押して、3000円の手数料まで支払わされる、ということになっていることに比べると、彼の国はさすが進んでいるな、と思います。

ちなみにですが、知人は、更新日を経過して数カ月後に更新手続をとったそうですが、問題なくできた、と話していました。とりあえずやってみる、というのも重要かもしれません。

ご参考になりましたら幸いです。